身体に備わった排毒の中でも、排便は非常に高いデトックス効果を持ちます。実際に排便後、腸内では悪玉細菌の減少が見られます。排便により腸内バランスを向上することで、「快便」「代謝アップ」「免疫力アップ」「むくみ解消」「美肌」「シェイプアップ」などの効果が得られるとされています。

人体の排毒作用におけるデトックスの比率

・排便＝約75％

・尿＝約20％

・汗＝約3％

・毛髪、爪＝約1%

腸内に滞留した便の成分のほとんどは脂質とたんぱく質で、それらが腐敗することにより腸内細菌バランスが悪玉菌優位の状態になります。悪玉細菌の減少は、腸内細菌バランスを向上させ、慢性的な不調が改善された例も多くみられます。

毒素の種類

（１）外因性

排気ガス、だばこ、薬物、有害重金属、刺激物の多い飲食物、食品添加物、ストレス、緊張不安

（農薬、加工食品、インスタント食品、ダイエット食品、清涼飲料、コーヒー、排気ガス、副流煙等に多く含む）

（２）内因性

ウイルス感染による毒、代謝産物

（３）自家製

代謝物（便、尿）

年齢による腸内ビフィズス菌のバランス

・赤ちゃん　約99%

・成人　約10%

・60歳〜　約1%以下

ファスティングによるデトックス作用

ファスティングによる滞留便の排出は、平均でファスティング4日目に起こるとされています。滞留便の量は個人差がありますが、多い人の場合は約5～7kgもあるされています。

ファスティング中は細胞の内外でデトックスが進み、体内環境が整います。特に有害金属や食品添加物、宿便などの腸内滞留物は、食事を摂ることによって体内に蓄積します。食事を断つことで、体内への蓄積をせず、デトックスを進行させることができるのです。

実際に平均4〜5日以上のファスティング期間を設けることで、慢性的な不調の軽減や消化器官をはじめとする内臓機能の向上、健やかな肌を作るなどの様々な効果が期待できます。

 

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